COMMENT

各業界で活躍されている方から、コメントをいただきました。

舞台作りのセオリーみたいなものを私は全く存じ上げませんが、それがあるんだとすればリジッター企画の舞台は正しくその土俵で勝負しているのであろう反面、それを全部打ち壊してもいいというような刹那的、破壊的なものを感じる瞬間が幾度もあります。その度、観ている本人すらなかなかお目にかかれない井戸の底の感情を次々と掘り起こされるものだから、不安とも興奮とも言い難いとにかく赤いものが込み上げてくるのです。その感情の理由が知りたくなって、何度も足を運んでしまう。リジッター企画はそんな中毒性のある舞台を行っている団体だと思います。
チャットモンチー 福岡晃子
ものすごーくプリミティブなんだけど、ものすごーく最新型。
今、表現方法として選択できるツールが飽和状態だからこそ、「生」で演る事が必然の様な気がする。
受け手のイマジネーションの、奥底の方をザワザワっとさせる、そんなリジッター企画。
やっぱり、肉体からの表現には魂としか言いようのない物が宿るんよね。
MONOBRIGHT 出口博之
初めて見た時、思わず次に来れる日を確認していました。
1度目には1度目の、2度目には2度目の楽しみがある、噛めば噛むほど美味しいスルメ舞台です。
She Her Her Hers とまそん
ある芝居で、一人の男が目に止まった。
彼の名は当時劇団ちQぎで活動していた中島庸介。その演技は、まるで自分に”芝居に命を”という掟を定めているかのように生きていた。
その完成度を車で例えるなら、優雅さとスピードを兼ね備えたポルシェのようだ。そう、彼はさながら掟ポルシェのような男なのだ。
名古屋演劇スタジオ ナンジャーレ代表 大和田忍
演劇界に30年近くいる私にとって、中島の作品は、何故か懐かしい。
携帯もインターネットも普及していない、演劇が最先端のカルチャーだった1980年代を思い出す。
20代後半で、あの作品は異端だと思う。
彼の作品は、目を背けたくなるような現実に起こった事件をモチーフにしていたり、時にファンタジーだったり、作風は、毎度違うが、毎回、その登場人物の言葉を借りて、客席に、彼の社会に対する怒りや嘆きや憤りを、ガンガンぶつけてくる、最近では数少ない、ちょっと乱暴な演劇だ。
だからこそ、逆に心を鷲掴みされた気分になるのかもしれない。
まあ一度見て欲しい。
好きか嫌いか?どっちかだ。
百パーセント賞賛される作品なんて、どこか気持ち悪い。
賛否があってこその演劇。
そう言われた、あの時代を思い出せさてくれる。
だから、何処か懐かしいのかもしれない・・
演出家 小野真一 (小野プロデュース)
物語というのは、登場人物が何をしたいか、何をするかで進んでいきます。
どれだけ素敵な設定や舞台背景があろうと、それが不明瞭では見る人は退屈に感じてしまう。
登場人物に魅力がなければ意味がない。
よーちゃん(中島)は何よりもそこを大事にしているので、いつも見ていて引き込まれます。
何に悩み、何に執着するのか。
軽快なテンポでそれを飄々と、しかし熱く紡いでいく事は、誰にでも出来る事じゃないと思います。
漫画家 堀越耕平
ミラクルを巣立った団体の中で、今最もお勧めしたいのがリジッター企画。
若い団体だが完成度はなかなかのもの。
ちょっと懐かしい感じの作風で、演劇という表現形態を用いるのが最も適切だろうという作品世界を描いてくれている。
個人的にはもっとこういうシーンが盛んになってほしいと願っております。
まあ確かに天井が高い劇場でやったほうが良いよ。
でも、番外公演とかで、またいつか帰ってきてね…(泣)
天井の低い劇場「新宿シアター・ミラクル」元支配人 星英一
むむむ・・・強敵現る。
素晴らしきリジッター戯曲の世界。
初見で感動。
溢れ出る才気に動揺。
出る杭は強し。
いや。杭じゃなくて大木の予感。
そのうち俺を雑用係として使って下さい!!!
宇宙まで突き抜けてちょ☆
・・・お薦めです。
劇作家・演出家 柿ノ木タケヲ(ゲキバカ)
ものを作る人間として
LIVEというのは本当に尊敬する創作だ。
そこに込められる熱量
二度はない世界
作りあげる日々に対して
あまりに一瞬の表現
人は感動でしか変われない。
だから、リジッター企画の舞台は逃したくない。
陶芸家 林彩子(At Home Works)
リジッター企画のどこが1番好きかと言われたら、テンポ感。
コッコッコッコッと、役者が、言葉が、ピンポン球みたいにリズムを産み出す。

それが世界を作って、時空を超えて、今どこにいるのかを解らなくして、裏とオモテがひっくり、
帰る。

まんまとリジッター企画の思惑に翻弄され、散らばったあれやこれやを確かめたくて、どーしても、
もう一回観たくなる。

中毒性アリ。
レベル高いよ!!
オススメ!!

FUNKIST JOTARO
不思議な空間。
頭の中に「?」が、生まれる。
でも、それは、観てる側に、心地良い思考力を与えてくれるのです。
それは、捉える側の自由でもあるから、正解はないのかなぁ。
大道具、小道具、ありったけの舞台美術を使えば
そりゃ、説明いらないし、楽だよね。
私の観た、リジッターさんは、身体のみの表現、リズムが、優先で、「表現する」という演出のこだわりが、優れてるなぁって。
このスタイルの芝居を、みんなにも、味わってほしいんだよね。
え??わさびは?いやいや、演じる側は、大変だろうね。
何がって、やる事が、カッツリ!キッチリ!決まってて、オシャレさんな団体だかんね。
ふふふ(^O^)
これからが、楽しみな、これからの、リジッター企画さん。
声優 水田わさび
小説を読んだときの、じわじわ心に届いていくようなそんな気分になりました。舞台を観る前と後じゃみえる景色も大分変わってくるぐらい。
ボタン工場 おかもとえみ
「リジッター企画が気になる!」
リジッター企画、岐阜出身の団体だそうだ。最近この団体のことが気になってしょうがない。たとえばヒマツブシハキツブシという団体ブログがある。「ジーンズ履き潰して暇も潰しましょう」とサブタイトルがある。意味がわからない。意味がわからないながらとても気になる。

ブログの上に団体の写真がある。公演のブランコにメンバーが並んで写っている。さわやか、ひたすらさわやか。最高の笑顔。一昔前のフォークグループのような懐かしささえ感じる。しかしそれが世間を欺くしたたかな団体の戦略だとしたら。

あの笑顔の奥に、野心と負けん気を感じる。そもそも岐阜人は日本の中心は岐阜だと思っている。東京など東北地方の入り口としか見てない。そろそろ演劇界でも岐阜人が天下を取る時代が来たと思っているに違いない。

次回公演は第10攻撃だそうだ。いよいよ最終決戦を仕掛けてきたぞ。東京の演劇人にはあの笑顔に惑わされてはいけないと言っておこう。

演劇コラムニスト 手塚宏二(こりっち(株))
僕がリジッター企画を観に行ったのは、メンバーの真嶋一歌さんが、僕の「あゆみ」という作品に3年間も出演してくれたからで、つまり完全なる身内のお客として、でした。というわけで、特に期待も、予備知識もなく、前回公演の短編集を観たわけですが、その作品たちの中には、オリジナルな演劇の種がいくつかあって、僕の中では最近、オリジナルであること、演劇の種がちゃんと花咲くこと、が大切で、だから僕は、良かった、と単純に思い、気持よく家に帰ったのでした。
劇作家・演出家 柴幸男(ままごと)
リジッター企画。
現実と非現実、正気と狂気を糸のように紡ぎ、その糸で織った不均等な布が覆い被さってくるイメージ。
一見心地悪そうなその生地は、実は痒みに疼いていた僕の身体をかきむしり、それは至極快感なんだなー。
BRAHMAN RONZI

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